ハンドル交換
用意するもの
- ハンドル
- 内張りはがし
- トルクスネジ用ビット(T30)※これ重要
- ソケットレンチ
- プラスドライバー
エアーバックの誤爆を防ぐため、ネットでは「バッテリーを外してから」というのが一般的でしたが、今の車はバッテリーを外すと色々弊害が発生することが多いので、今回は足元にあるヒューズを外します。
ヒューズの下にある表を見れば一発でわかるので便利ですね。
ちなみに11番がエアーバックのヒューズです。
外す前のハンドル
さていよいよハンドルをはずしにかかります。
まず、内場はがしを使ってハンドル下にあるカバーを外します。
黄色いエアーバックのソケットとホーン用の黒いソケットを外します。
黒いソケットは簡単に外れますが、黄色いソケットは難敵です。
そのままひっぱても外れませんので注意が必要です。
どうやって外すのかというと、黒い部分を手前にひっぱてロックを外します。
そしてこれがないとエアーバックが外せません、トルクスネジ外し。
普通に生活していたらまず使わない道具ですが、ビットだけなら数百円から購入可能です。
で、トルクスネジ(T30)はここで使われています。
エアーバックを止めているネジ
別に普通のネジでもいいんじゃない?
左右2本のネジを外してエアーバックを浮かすとこんな感じ。
やっとハンドルを止めているセンターネジが見えてきます。
エアーバックを外したところ
ハンドルを外すために、いろいろコネクターを外しておきます。
真ん中に見えるセンターネジ(14mm)を緩めます。
ここで本来の使い方とは違いますが、柄が長いので使っちゃいました。
トルクレンチ
緩めたところでハンドルを外します。
ただし、初めにネジを取ってしまうとハンドルを引き抜くときに勢いよく引き抜くと自爆する恐れがあるので、必ずネジをつけておきましょう。
念のために、一回外してからネジが外れないところまで締め込むほうが確実です。
あとは力の限りハンドルを引っ張りますが、自分はあっけなく外れてくれました。
無事ハンドルが外れたら、一旦ハンドルを元に戻してからセンターネジを外します。
そしてここでも重要な作業があります。
それはセンターの印付けです。
これをやっておかないとずれてしまうので忘れずにやっておきます。
上だけでなく左右にも印があれば完璧です。
これでやっとハンドルが外せました。
外れたハンドル
表から見えているネジを4つ外すと裏のカバーが外れます。
ひっくり返して
表のカバーを外すために、今度はネジを6つ外しますが、ここで使われているネジはそれぞれ形が違うので注意しましょう。
ネジを外すとこんな感じ。
だいぶスカスカになりました。
上についている重りとプラスティックの部品も外します。
古いハンドルと新しいハンドル
外した部品を移植していきます。
移植終了
外すときにつけた印に合わせてハンドルをセットします。
出来た~!
ここまで約30分、あまりにもサクサク進んでしまってなんだか物足りない・・・
まあ、早い分にはいいか。
ふむ、いい感じです。
でも、なんだかシルバーが目について違和感が・・・・。
まあ、そのうち慣れるかな。
ヒューズも戻して試験走行をしてみると・・・
あれ?曲がってる!!
車はまっすぐ走っているのにハンドルが曲がっている!
おいおい、結構曲がってるな。
なぜ?!
ちゃんとセンターに合わせたのに・・・
疑問は残りつつももう一度同じ作業をしてコマを一つずらして取り付けます。
おし、今度はまっすぐだ。
取り付けなおしをしても1時間足らずで、無事終了。