昨夜の出来事 その2
救急車から3人の隊員の方がストレッチャーをもって降りてきました。
まず本人確認(救急車を呼んだ本人かどうか)をされ、次に患者の確認です。
患者を診ると一人で動けそうもないとのことで
そのままストレッチャーに乗せられ救急車の中へ。
しかし救急車に乗ったもののすぐには出発することはありません。
(今までにも救急車は何度か経験しているので承知済み)
何故かというと場合にもよるでしょうが
今回は意識があるのでまず最初に症状確認が行われます。
例として
- どこが痛いのか
- いつから痛いのか
- 熱は?
- おなかの具合は?
- 何を食べたか?
などなど問診が行われます。
※症状確認でなければセクハラになるんじゃないかっていうような内容でも
普~通に聞かれる場合もあるので覚悟して下さい。
もちろんその間に脈拍や血圧、体温などいろいろ計っています。
で、その間に付き添いの人は何をするかというと
患者の詳細を用紙に記入します。
年齢や性別、生年月日、持病などわかる範囲で記入します。
一通り問診や測定が終わると次に病院探しが始まります。
ここで「やっとか!」なんて思ってはいけません。
時たまテレビでもやっていますが症状や時間帯によっては
なかなか病院が決まらないのです。
そうです、決まるまで出発できないのです!
今回は割とスムーズに病院が受け入れをOKしてくれたものの
結局救急車到着から10~15分ほどしてやっと病院に行くことができます。
出発するときは多少気を使ってくれたのか、
家から少し離れてからサイレンを鳴らし始めてくれましたが
待っている間、ず~っと赤色灯を回していたこともあり
真夜中にもかかわらず、ご近所の方たちが何人か出てきておりました・・・。
(結局ご迷惑をかけてしまった・・・・。 スイマセン。)
病院につくまでの間、苦しんでいる家人を見ながら
こんな不謹慎なことを考えていました。
それは・・・・
「どのくらい辛ければ救急車を呼んでいいんだろうか?」
今回救急相談センターに連絡をして判断してもらったが
『がんばれば自力で病院にも行けるんじゃないか?』と思ってしまいました。
※自力といっても救急車以外で誰かに連れてってもらうとかですよ。
というのもその昔、自然気胸をやった時、痛みに波があるため救急車を呼んだ時に
「苦しくなかったら恥ずかしんじゃないか?」と思ってしまい、
結局8時間くらい激痛を我慢して朝になって自力で病院に行った経験があるからです。
※この時は車で3~40分かかる結構遠い病院まで自分で運転して行きました。
いや~ あの時は本当にきつかった(泣)
まあこの話はまたの機会にするとして、
そんなことを考えているうちに救急車は救急病院につきました。
さらにつづく・・・