思いつき

何でもないときにふと思いついたことをのんべんだらりと書いていこうかな~と・・・

そう、それが思いつき!

風雲急を告げる急展開

あれから防犯カメラのことを調べておりましたが、性能により値段はピンキリです。


しかも同じ商品でも人によってレビューが分かれます。


どれを買えばいいんだ・・・・。


そういえばどこかのお寺でさい銭泥棒を捕まえるために使っていたのは、車用のドライブレコーダーだったな。


いずれにしても、設置するためには例の家に了解を取らなければ・・・。




どうせ出てこないだろうな~


相変わらずエアコンの外気は回っています。


なんか寒さに弱いペットでも買っているんだろうか?
鳴き声はしないけど爬虫類とか・・・


(ピンポーン)



「・・・・・・・・・・ハーイ」


うっそ、いるよ?!


しばらくすると50歳前後のガタイのいいおじさんが出てきました。


超不機嫌そうに・・・


「・・・なに?」


イラッ
(落ち着け~冷静に、冷静に・・・)
「突然すいません、裏の家のものなんですが、今度防犯カメラをつけようと思うのですが、警察に行ったら映る可能性がある方に了解を取れというもんですから・・・。」


「警察?!」


「はい、実は数年前から家にごみが投げ込まれる問題がありまして、場所的にお宅の敷地を通らないと無理ので、そこを録画したいんです。」
「何か、不審な人とか、音とか聞きませんでした?」


などなど・・・


「・・・・。」
「別に構わないけどよ、つけるってどこよ?」
「結局、お宅はどこの人?」

(えっ?今更?!)


「裏です。よかったら見ていただけますか?」


「おう、いいよ。」


状況と場所を説明すると理解していただけたらしく、
「別に構わないよ、好きにしなよ。」



しかし、ここで衝撃の事実が発覚。


あの夜中(明け方)の爆音テレビは、うちの家とは別の家への嫌がらせにやっていたとの告白が!


その家は借家だし、地上波デジタルになったらピタッとなくなったので、
てっきりお金がなくてデジタルテレビが買えない耳の悪いジジィがやっていたのかと思った・・・。



嫌がらせをしたかった家の人は今はもうすでに引っ越していませんが、当時は昼夜を問わず大騒ぎしていたのは確かですが、その人への嫌がらせで夜中の爆音テレビって・・・。


いやいや、その家だけじゃなく、あなたもその人と同類というか、それ以上に迷惑な人だったんですが・・・。


いよいよもってこの家の住人というかこの人?が怪しいのですが、証拠がない。
とりあえずここはいったん切り上げよう。


「ありがとうございます。今後何か不審な人とか、音とかに気がつかられたご連絡いただけると助かります。」



とにかくこれで何とか録画する了承を取ることができました。
後は証拠を録画するだけです。



さっそく家に帰って防犯カメラを調べていると、来客が・・・。


「は~い」


そこには見たことのないニッカズボンをはいた若い男の子が立っていました。


すると・・・


「申し訳ありませんでした。」


はい?


「突然、どうしたの?」


「ごみは自分がやりました。」


「えっ!君がやったの?!」


「ハイ・・・」


「なんで?(怒)」


「親方が怖くて・・・」


???


詳しくわけを聞くと、なんでもその借家には親方が住んでいてそこに住み込みで仕事をしているそうですが、部屋を散らかしていると親方に怒られるそうです。


たまに突然親方が二階に上がってくるとあわててごみを窓から捨てていたそうですが、その時にたまたま?ごみがうちに行ってしまったそうな・・・。


(おいおい、たまたまでペットボトルが何本も飛んでくるのか?)


その他色々言いたいことはありましたが、
「じゃあ、わざとじゃないんだね?」


「ハイ」


「もう次はないね?」


「ハイ!」


うちとしてはこれ以上ごみが来なければいいわけですから、それがないなら深くは追及しません。


「わかった。いずれにしてもいきなり自分の家にごみが投げ込まれていると気分悪いでしょ?
絶対もう内容にしてよ?
わかった?」


「ハイ!!」



かくして長年の不法投棄問題はいきなり解決いたしました。


よかった~防犯カメラを注文する前で(笑)

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